人形町の甘味処。初音に行ってきました。
初音は1837年（天保8年）創業です。初音という名前ですが、歌舞伎の義経千本桜に登場する「初音の鼓」を基に付けられたそうです。創業以来、大震災や日比谷線開通の一時立ち退き等を乗り越えて、今も同じ場所で営業されています。人形町は、人形を制作・販売する店が並び、人形遣いが多く住んでいたことが地名の由来だといわれています。永らく芳町花街として栄えていた一帯には老舗が多く残っており、人形町通りや甘酒横丁を中心に老舗の飲食店や和菓子店や食品店などが連なっています。
店内に入り、席につくとメニューがありました。創業天保八年 甘味専門店 人形町 初音 と書かれています。
あんみつが出てきました。味はオーソドックスで大変美味しくいただきました。客層は年配の方が多いように思われましたが、人形町を訪れた際は、立ち寄ってみたいお店の一つです。
