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清澄白河というところについて

 今までいろいろとブログで述べてきたが、私が生まれ育った清澄白河について、述べたことがなかったので、今回は清澄白河について述べてみたい。

 私は、1971年に東京都中央区にある病院で生まれた後、江東区清澄で約50年間暮らしてきた。小さい時は、もちろん近くに地下鉄なんてなかったので、どこかに行くとなると、江東区の門前仲町か中央区の人形町に出るしかなかった。門前仲町には、赤札堂という当時で大型スーパーがあり、また、人形町には水天宮と商店街があり、買い物をするとなるとどちらかにでなければならない程、不便なところだったのである。私が子供の頃、清澄白河には、元横綱の大鵬親方の相撲部屋や私立の女子校である中村学園ぐらいしかなかった。この様な状態は私が大学を卒業するまで続いたのである。

 清澄白河に何もない状態が変わったのは、2000年に都営大江戸線の清澄白河駅が出来てからである。その後、2003年に半蔵門線の清澄白河駅が出来て、徐々に街が変わってきたのである。地下鉄の清澄白河駅が出来る前から、東京都現代美術館や尾車部屋など相撲部屋が出来たが、清澄白河駅を降りたところにある交差点の角には、山小屋(今はない)という九州のラーメン屋やオリジン、焼き鳥がある飲み屋位しかなく、今のように洒落たお店が出来たのはかなり後となってからである。つまり、それは、2015年、江東区平野にブルーボトルコーヒー清澄白河店が出来てからである。

 ブルーボトルコーヒーの日本1号店が出来てから、清澄白河駅の白河方面の方に多数のコーヒーショップが出来た。ARISEや深田荘カフェ、オールプレスエスプレッソカフェなど、清澄白河駅と門前仲町駅の間に多くのカフェが出来、お洒落な店が多く出来、街が変貌したのである。また、深川めしやショットバー、ケーキ屋やパン屋などが出来、昔とは違う街並みへと変化していっている。

 私が住んでいる清澄は、清澄庭園と中村学園、あと相撲部屋がある位で、あとはあまり変わっていないのだが、数年前、家の近くにあった倉庫がマンションになってしまった。清澄白河というとカフェのイメージが強いが、意外なことにこの街には、昔と比べて多くの美容院が出来た。清澄白河に立ち寄った際は、是非、気になったカフェやお店巡りをして、散策することをおすすめします。私の一番のおすすめは深田荘カフェです。