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フォークリフトの試験と警備会社の面接落ちた話

 今日、私は将来のことを考えて、警備会社の面接を受けに行った。あらかじめメールで車椅子に関する業務についてもらうと書かれていたので、少し疑問に思ったのだが、とりあえず指定された時間と場所にきちんとした格好で行ってきた。

 面接はメールを出した方ではなく、別の方が行ってくれた。私の書類をみて、ブランクの期間があったので、いろいろとその間、何をしてきたのか聞いてきた。そこで、私は仕方なく鬱病みたいな精神疾患にかかって、精神科のクリニックに通院していたと答えた。私は警備員は人から5年以上の職歴がありかつ精神疾患がない状態でないとなれないという話を聞いていたので、備考欄に毎月最終土曜日は病院に行くのでシフトから外してほしいと書いてあるのを、降圧剤を病院にもらいに行くので、と説明しようとしていたのだが、話の流れでこの病院に行くのは精神疾患があるためだと面接官に思われてしまった。さらに輪をかけて、別の採用担当の方が出てきて、君のシフトは昼の9時から夕方の6時まで、月に7日から9日の休みで、年末年始も業務があるという話をしてくれた。

 私は24時間勤務だと思っていたのだが、昼間だけのシフトや車椅子の話が出ていて、おかしいなとは思った。恐らくこの会社とは縁がないだろうと思っていたら、案の定、面接をした当日の夕方にお祈りメール(不採用のメール)が届いた。残念だったが、別の会社を受ければいいことだと思い、気を取り直した。

 話は飛ぶが、大分昔、食品会社に入社して工場勤務の時に、上司からフォークリフトの免許を取りに行くように言われた。私は工場でフォークリフトの練習をあまりしないまま、埼玉県の試験会場まで受けに行った。その当時、フォークリフトの試験は2日間にわたって行われていて、一日目は学科試験だった。全然、わからなかったのだが、とりあえず一日目は過ぎ、二日目の実技試験を私は受けた。その時、私は運転していたフォークリフトを壁となっているパレットにぶつけてしまい、不合格となってしまった。とある人はフォークリフトの試験に落ちて、免許を取れなかったことを喜んでくれたが、その時行われたフォークリフトの試験は100人受験者がいて、98人が合格の試験だった。つまり、2人しかいない不合格者の内の1人が私だったのである。

 フォークリフトの試験や警備会社の面接に落ちるという人は、まず聞いたことがなく、生きた化石みたいに自分が思われてくる。大昔、フォークリフトの試験に落ちて、それから何十年もの間、何とか生きてきたが、今日、警備会社と縁がなかったというのは、ちょっと残念だった。いずれにせよ早いうちに自分の適職というのに就ければいいなと思っている。