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私の日本株とアメリカ株投資戦略(2023.4.23現在)

 2023年4月23日現在、私が考えている日本株とアメリカ株への投資戦略について、以下述べてみたいと思います。

 アメリカのFRBは、あと1回程度、0.25%の利上げをした後、各種経済指標を見極めた後、早ければ2023年後半には、利下げを行うとの観測が出ています。5月のFRBの利上げ(行わないかもしれない)で、アメリカのインフレはひとまず落ち着き、2023年後半から2024年にかけて、世界経済の景気減速の兆候が現れてくるはずです。2023年4月現在、度重なるFRBによる利上げで、地方銀行を中心とした金融不安の問題が生じてきており、2023年後半から2024年前半においても、この金融不安の問題は払拭されないのではないかと考えます。インフレを抑え込むための度重なる利上げにより、2023年後半から2024年にかけて、アメリカを中心とした世界経済は減速し、しかも金融不安の問題もあるため、一つ間違えば、リーマンショックのような恐慌が起きてもおかしくない状態です。ですので、現時点でアメリカ株への投資は全くと言っていいほど考えておらず、2024年になってから、又は、早くても2023年後半に、アメリカ株に投資するのがベターだと、私は考えています。ですので、アメリカ株への投資は2024年まで待ち、現段階では、S&P500の投資信託の積み立てにとどめておくつもりです。

 一方、日本株についてですが、2023年4月時点において、日銀は金融緩和政策を継続しており、出遅れの側面があることも否めないため、日経平均は堅調に推移しています。ですが、2023年末にかけて、日経平均株価は30,000円の大台に乗せるかとなると、大台に乗せると予想している評論家は皆無に等しく、現時点では、様子見か利益確定の売りをした方がいいかと、私は考えています。先ほども述べた通り、現時点では、日本株は出遅れていて、株価は堅調に推移しているのですが、2023年後半から2024年にかけて、世界経済は減速するとの見方があるので、その頃になったら、もう一度見直し、優良銘柄を購入したいと思っています。また、2023年は、日銀は金融緩和政策は変えなくても、YCCの問題については、改善する可能性もあるので、これらの点を勘案しても、現時点では、様子見にとどめておき、2024年に、早ければ、2023年後半に、日本株の購入を検討したいと思います。

 以上、アメリカ株と日本株への投資について、私の考えを述べてきました。結論を再度述べると、アメリカ株日本株ともに、現時点では様子見にとどめ、世界経済の減速の兆候がでてきた2024年に、投資するのが良いのではないかと考えています。2023年後半から2024年にかけて、世界経済は減速するとの見方があり、また、金融不安の火種もあるので、現時点では、投資するのは賢明ではないと、私は考えています。今後、アメリカのFRBの金融政策をきちんとチェックした上で、投資活動を行っていきたいと考えています。