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図書館ニュースについて

 私は高校生の時、新聞部に籍を置いていたが、活動自体別に楽しいと思った事はなかった。そんな感じで、高校2年になる時、図書委員会で委員長になる予定の同級生から、図書館ニュースの担当になってもらいたいから、図書委員になってくれと言われ、高校2年生の時、図書館ニュース担当の図書委員になった。私とは別に図書館ニュースの担当の図書委員で、秋畑君(仮名)が責任者となり、私は記事を書いたり、イラストの編集の担当となった。

 図書館ニュースは年に2・3回だけの発行だったが、その記事を書くため、責任者の秋畑君と私は、学校の図書館とは別の図書館に、図書館司書の飯田さん(仮名)と一緒に取材に行った。記事を書くため、一つは国立国会図書館に、また、もう一つは千葉県浦安市の図書館に、取材に行った。

 もう高校生の時の事なので、記事の内容や構成については忘れてしまったが、私が書いた記事を、秋畑君が一太郎を使用して見やすくしてくれた。秋畑君は責任者だったが、自分がというタイプではなく、むしろ意見を小出しにして、裏方としての調整役に徹するというタイプの人だった。

 結局、一年間だけの活動だったが、無事、担当した図書館ニュースは年に2・3回発行する事が出来た。只、皮肉なことに、高校卒業後、2人とも学校と関係が深い早稲田大学には進学せず、それぞれ別の大学に進学した。

 今、私がよく意見を小出しにして、裏方としての調整役に回るといった特徴の人物になれたのは、彼に教わったことが大きい。今、彼がどうしているかは不明だが、私は、彼が当時責任者としての役割を果たした特性を、身につけ、生かそうとしている。