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個の時代

 今日、外出先から自宅に戻り、読みかけだったマナブさんの本を読了しました。最近、YouTubeやツイッターなどで、マナブさんやイケハヤさん、やまもとりゅうけんさんなどのツイートや動画をよく見かけます。彼らに共通しているのは、プログラミングの知識があるのはもちろんのことですが、SNSを通じての情報発信力が非常に高いということです。そして、また、普通のサラリーマンと違ってかなり高い時給で仕事をしているということです。

 今までは、よい学校を出て、名のある会社に就職し定年まで働くという考えが主流でした。ですが、最近のトレンドを観察してみると、就職はしたが、定年までその会社にいるとは限らない。入社して3年以内に転職しても構わないといった人が増えています。私が、社会に出た頃というのは、Windows95が出て、スマホやプログラミング、SNSというのはこれからという時代でした。丁度、バブルがはじける頃で、私自身、泣く泣く不本意な会社に入り3年間その会社で過ごしました。

 でも、今の時代は一昔前とは違うと断言出来ます。大企業のトップが億単位の年収を得る一方で、20代・30代の若者もチャンスを掴み努力さえすれば、大企業のトップと同じくらい、あるいはそれ以上の年収を得ることが出来る時代になったのです。つまり、言い換えれば、名の知れた会社で組織の一員として働くという時代から、スマホやパソコンを使い、多くの収入を得る、生活出来るという時代になってきたのです。それは、つまり組織の時代から、個の時代へと流れが変わってきたということです。

 プログラミングや仮想通貨・デイトレードなど様々な手段や方法で、今は収入を得ることが出来るようになりました。個人で株取引を行い億り人になったかと思えば、YouTubeで自分の動画を配信するだけでなく、動画制作の会社を作り、億り人となった人もいます。つまり、パソコンやスマホなどといったツールを利用して、個人で稼げる時代、会社勤めをして稼ぐよりもより稼げる時代が到来したのです。

 現在、優秀な人は国内ではなく、海外で仕事や生活を送る時代になりました。いろいろな理由はありますが、何しろ海外で生活した方が税金が安く済むというのも主な理由として挙げられます。もうこの流れを止めることは出来ないでしょう。これからはこのような事が出来る人と出来ない人との格差が拡大し、成功を得るため、税金などを含め、メリットが大きい海外で仕事や生活をする人がどんどん出てくると私は思います。このような社会がいいのか良くないのか私には分かりませんが、実力のある人にとっては、素晴らしい社会が訪れたんだなと思います。