最近、ChatGPTなるものが登場して、テレビなどのメディアを賑わせている。ChatGPTとは、質問などをテキストで入力すると、AIによって回答が自然な文章で出力されるという、対話に最適化された自然言語処理モデルである。早速、私もこのChatGPTを試しに使ってみた。
まず、MIcrosoftEdgeを立ち上げ、ChatGPTのサイトを開き、Sign upする。そして、ChatGPTにLog inし、画面中央下に質問事項を入力してみた。まず、最初に入力した質問事項は、以下の通りである。
「５２歳の男性が彼女を作るには」
質問事項を入力した後、数十秒で以下のような答えが画面に出てきた。
年齢に関わらず、彼女を作ることは可能です。以下にいくつかのアドバイスを紹介します。
１．自分自身を改善する：自信を持って、自分自身を改善することが重要です。ヘルシーな食生活を心がけ、運動をすることで啓発書やセミナーに参加することも、自己成長に役立ちます。
２．趣味や興味を追求する：趣味や興味を追求することで、自分に合った人と出会うことができます。たとえば、あなたが音楽が好きなら、コンサートに行くことや音楽教室に通うことができます。
３．コミュニケーションスキルを磨く：女性とのコミュニケーションを上手に行うことが重要です。女性と話すときには、相手の話を聞いて理解することが大切です。また、自分自身の話をするときは、ポジティブなことを話すように心がけましょう。
４．外出する：自宅にこもっていると、新しい人と出会う機会が減ります。外出し、新しい場所に行くことで、出会いの機会が増えます。
５．オンラインデートを試す：オンラインデートは、忙しい現代社会において、出会いの機会を広げる方法の一つです。オンラインデートサイトやアプリを使い、自分自身のプロフィールを充実させましょう。
以上のアドバイスを実践することで、彼女を作ることができる可能性が高くなります。しかし、焦らずに自分自身のペースで行動することが大切です。
割と普遍的な回答であると思った。多少、現実的ではないかもしれないが、回答は的を得ており大変参考になった。さすがAIだと思った。
次に、もう一つ質問事項を入力してみた。次の質問事項は以下の通りである。
「５０歳代でFIREするには」
私自身、すでにFIREしていて、あまり切実に感じる質問ではないのだが、とりあえず入力して回答を待った。ChatGPTの回答は以下の通りである。
FIRE（Financial Independence Retire Early）とは、財政的に自立して早期に退職することを指します。50歳代でFIREを達成するためには、以下のステップを踏むことが重要です。
１．貯蓄目標を設定する：FIREを達成するには、十分な貯蓄が必要です。現在の支出を見直し、どの程度の支出が必要かを見積もり、その金額に到達するための貯蓄目標を設定しましょう。
２．支出を抑える：FIREを達成するためには、支出を抑えることが必要です。定期的に支出を見直し、必要のない出費を削減するように心がけましょう。
３．収入を増やす：FIREを達成するためには、収入を増やすことも重要です。副業や投資など、収入を増やす方法を模索してみましょう。
４．投資をする：貯蓄を増やすためには、投資が不可欠です。長期的な視野で投資を行い、適切なポートフォリオを構築しましょう。
５．リスクマネジメントをする：投資にはリスクが付き物です。適切なリスクマネジメントを行い、リスクを最小限に抑えましょう。
以上のステップを踏んで、50歳代でFIREを達成することができます。しかし、個人の状況によっては、FIREを達成することが難しい場合もあります。慎重に計画を立て、自分にとって最適な方法を模索することが重要です。
以上のような回答が出てきた。流石に具体的には記されていないが、最初の質問に対する回答と同様に的を得ており、大変参考になった。
今回、ChatGPTを利用してみて思ったことは、質問事項を入力するとわずか数十秒で回答の文章が出てきて、やはりAIはすごいということだった。今は、人間の書く文章が主流だが、AIが進化してくると、人間の書いた文章とAIによって書かれた文章を見分けるのは困難になってくるだろう。近い将来、歴史の教科書などの文章はAIによって書かれたものになるかもしれないし、巷の広告などに出ているキャッチコピーなどもAIによって作られたもので溢れかえる状態になるかもしれない。私自身はもうおじさんなので、AIが進化した社会がどうなるのかわからないが、今の若い世代にとっては、今後、どうなっていくのか楽しみだろう。今回、ChatGPTを取り上げたが、GoogleもBARDを開発中である。Microsoft版のChatGPTは画期的であったが、Google版のBARDの登場も楽しみである。
